なぜ不動産会社は利益を出せるのか
- 5月30日
- 読了時間: 2分
— そして、利益を出せない会社との違い —
ORIZINX代表コラム
投資家の方から、
「なぜ不動産会社は利益を出せるのですか?」
という質問をいただくことがあります。
ただ、この問いに対する答えは少し複雑です。
正確には、
「利益を出せる不動産会社もあるし、利益を出せない不動産会社もある」
というのが現実だと感じています。
外から見ると、不動産会社は情報を持っていて、安く仕入れて高く売っているように見
えるかもしれません。

しかし実際には、情報だけで利益が出るほど単純な世界ではありません。
良い案件の情報は、多くの会社に同時に届いています。
同じ物件を見ていても、利益を出せる会社と出せない会社が生まれます。
その違いは何か。
私たちは、「実行できる構造を持っているか」だと考えています。
例えば、
・売却だけでなく賃貸化も判断できる
・建築や改修まで含めて再設計できる
・金融調達を組み替えられる
・出口戦略を複数持っている
・運営改善まで継続できる
同じ物件でも、これらの選択肢を持つことで価値の見え方は変わります。
逆に言えば、情報だけ持っていても利益は残りません。
実際、不動産会社でも案件が取れない、仕入れても利益が出ない、在庫化してしまう
ということは珍しくありません。
だから、利益の源泉は情報格差ではないと思っています。
本当に差が生まれるのは、
「この物件をどう変えるか」
「どう収益化するか」
「どう出口につなげるか」
という実行力です。
投資家の方にも同じことが言えると感じています。
毎日ポータルサイトを見ることが悪いのではありません。
その先にある、なぜこの価格なのか、どこに改善余地があるのか、誰が利益を取れる
構造なのかを見る視点を持つこと。
外側から案件を探すだけではなく、内側にある価値を読み解く。
その積み重ねが、長期的な成果につながるのではないでしょうか。
利益は、情報から生まれるのではない。
利益は、構造と実行から生まれる。
ORIZINX株式会社
代表取締役

