不動産投資は、探す競争ではなく、見つける構造を持つこと
- 5月26日
- 読了時間: 2分
— ORIZINX代表コラム —
これから不動産投資を始めたいという方とお話しすると、
「まずはスーモやアットホームを毎日見ています」
という声をよく聞きます。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
市場を知るためには、多くの物件を見ることが大切です。
ただ、現場感覚として感じることがあります。
不動産会社や経験のある投資家が「仕入れたい」と判断するような条件の物件、例え
ば相場と比較して明らかに割安な案件は、一般公開市場に長く残ることは多くありま
せん。
仮に相場より15%以上魅力がある案件だとすると、市場に出ても短期間で動くことが
多く、公開情報だけを追い続けても、実際に出会える機会は限られます。
なぜなら、本当に収益性の高い案件は、多くの場合、流通の早い段階で共有・判断・
取引されるからです。
ここで誤解してほしくないのは、「一般公開物件では勝てない」という話ではありませ
ん。
重要なのは、公開情報を見ることではなく、その情報の一段内側を見ることです。

なぜその価格なのか。
なぜ売主は売却するのか。
改善余地はどこにあるのか。
賃料や運営を変えたらどうなるのか。
金融や出口戦略まで含めて価値を変えられるのか。
本質的な収益は、表示価格の差額ではなく、見えていない改善余地から生まれること
が多いと考えています。
だから私たちは、不動産投資を「安い物件探し」とは考えていません。
公開市場の外に答えがあるという意味ではなく、公開されている情報の裏側にある構
造を見ること。
価格を見る投資から、価値を設計する投資へ。
それが長期的に成果を生み続ける投資家の共通点だと感じています。
ORIZINX株式会社
代表取締役

